マリカにじさんじ杯で稀勢の笹(笹木咲)の走りを見よ

年末の風物詩といえばなんだろうか。紅白歌合戦? 除夜の鐘? 年越しそば?

全て違う。にじさんじリスナーにとってはそんなものは眼中にない。年末といえば、マリオカートだ。

ということで、第2回マリオカートにじさんじ杯が開催された。本大会はマリオカート8 DXで、バーチャルライバーグループにじさんじのメンバーが順位を競い合う。

予選は、2019年12月21日19:00に開催された。ルールは6リーグに分かれて、上位5人が本戦に出場できる。レース数は4レースである。本戦は2019年12月28日 19:00開始され、3リーグに分かれて、上位4人が決勝リーグへと進んだ。レース数は予選と同じ4レースである。決勝リーグでは、本戦と同日開催で、12人が同時に走り、6レースを行った。

企画は剣持 刀也、実況は予選のA,C,D,E,Fリーグを剣持が行い、剣持が参加するBリーグは笹木咲が行うことになった。笹木にとってマリオカートにじさんじ杯は因縁の大会である。笹木の代名詞とも言える替え歌動画、笹木は嫌われているの曲内で、

「剣持開いたマリカの大会、やるなら早よ言え出たかった」 と歌っている。

笹木は嫌われている

にじさんじを知っている人には周知の事実だが、笹木は2018年11月15日ににじさんじを引退し、2019年1月16日に復帰した。そしてマリオカートにじさんじ杯の第1回は、12月16日に開催されている。笹木の引退中にマリカ杯は開催されたのだ。

それほど出たかったマリオカートの大会に出られなかった代償として、笹木はぎじさんじ杯という名前で、視聴者に名前をにじさんじライバーに変更することを要求して対戦する配信を行った。

またyoutubeのチャンネル登録者数10万人の凸待ち配信で剣持と話した時にも、マリカ杯の第二回をやってほしいと訴えた

それ以降もマリオカートを配信で度々やっていた。にじさんじ先輩後輩 マリカGWSPでは、独走して一位を獲得している。

2018年デビュー組と2019年デビュー組の対決

エクスアルビオとのコラボでも勝利したし、

エクス・アルビオとの勝負

マリカ8 DX 一位取るまで終わりまてん~!では、リスナーからの忖度でわざと1位を譲られても、納得せずに実力で1位を取るまで6時間以上配信を続けていた。

マリオカート耐久配信

そんなわけで、第2回マリオカートにじさんじ杯における笹木の期待は大きかった。

事前予想アンケートでも優勝しそうなライバーの1位に輝いた。笹木咲は緊張しやすい人間で、プレッシャーに弱いと自称している。VtL両国の事もほとんど記憶に残っていないと話していた。

VtL両国感想会

そんなプレッシャーの中でも笹木は練習に邁進した。配信では元日本代表がやってきて教えを請うたし、EXゲーマーズ(元ゲーマーズの新名称)でも何度も練習した。

そして、マリカ杯の予選の日がやってきた。剣持がAリーグの実況を終え、笹木が実況を担当する番がやってきた。

笹木は主催の剣持や、良くコラボしている相手である社築を大いに煽った。笹木の最大の持ち味は煽りである。煽りなくして笹木を語ることができない。剣持相手には優勝予想の紹介時の煽りが特にすごかった。

Bリーグ優勝予想1位 剣持刀也

顎と言い続け、「主催なのに六位とか中途半端な順位取ったらすごい格好悪いですよね」と言っていた。

笹木咲はあまりにも煽りが痛烈なので勘違いされやすいが、親しくない人間を無遠慮に殴れるような人間ではない。笹木の十万人凸待ち配信の時、剣持は笹木とあまり絡みがないと言っていたし、さすがにその時は笹木も剣持を煽ることはなかった。だがVtL両国などを経てある程度仲が良くなれたのか、今回はしっかりと煽り倒していた。

日本代表と特訓し、ゲーマーズからも知識を得た笹木は、レース中にもそのコースの特徴とショートカットポイントを解説できる状態になっていた。そこから私情混じりの応援と罵声を混ぜて、独自の実況を展開していたと思う。

本間ひまわりを抜いて1位になった社を煽る

社相手にはゲーム中に落ちろを連呼していた。賛否はあるだろうが、全6リーグのうちの1リーグの実況としては、変則的な実況も許されるのではないかと思う。笹木ファンのひいき目もあるが、個人的にはとても面白かった。

Bリーグの大会が終わり、剣持は笹木の予言通り、6位で予選落ちとなった。残念な結果となったが、剣持はそれ以降も長時間、実況を務めてくれた。

Cリーグ、Dリーグと試合が終わり、いよいよ笹木のいるEリーグが始まろうとしていた。だが回線の問題によりマッチングがうまくいかない。先にFリーグを先に行うことになったが、回線の問題も解決し、やっとEリーグの試合が始まった。 笹木としては注目されている自身の試合がトリとなり、余計にプレッシャーがかかる状況になってしまった。

マリカ杯 予選Eリーグ

第1試合のステージはウォーターパーク。笹木の出足は6位。そこから10位に落ちて高順位はキープできなかったが、着々とコインを集めることに成功する。大したアイテムがないなかで、丁寧にインコースを突き順位を徐々に上げていく。3週目に差しかかる頃には3位になっていた。

3周目で3位

キノコを使ってエルフのえるを抜いて2位となり、3周目の直前まで順位をキープする。最後に出たアイテムはアカこうらで幸運に恵まれる。アンジュカトリーナへこうらを当てて、笹木は見事一位でゴールすることができた。

2試合目は笹木が希望したD.K.ジャングル。不憫と言われ続けてきた笹木にも運が向いてきたようだ。

だが、ここでプレッシャーに押しつぶされたのか、なんとロケットスタートを失敗して、最下位に転落してしまう。

ロケットスタートに失敗

だが1周目の中盤、混戦状態で他のメンバーは勝手に潰れていき、見事1位に躍り出る。途中でトゲゾーこうらが飛んできたが、そのまま順位を落すことなく1位でゴールした。

ここで余裕が出たためか、カントリーマアムを食べて、エネルギーを補給する。何故か剣持には牛丼が支給されたようだが、笹木はカントリーマアムしか貰えなかったようだ。

第3レースはクッパキャッスル、笹木はこのコースを苦手だと宣言したが、最初に1位になってから一度も順位を変えずにゴールした。

最終レースはエレクトロドリーム、3位という好順位でレースを進めていたが、接触から弾き飛ばされて8位に転落してしまう。

接触からの8位

手に入れたキノコを使い4位まで追い上げ、3周目に3位で入る。ゴール直前まで2位をキープしていたが、ゴール直前になりアカこうらを2個引くことに成功した。目の前にいるドーラにアカこうらを当てて、1位でフィッシュ。

笹木は結果として全てのコースで1位を取り、予選を突破した。

1位通過し、ご機嫌な笹木

勝利後のインタビュー前にラップを披露したり、テンションがおかしくなる笹木。リゼ・ヘルエスタからお祝いの寿司を食べようと連絡が来て喜んでいたが、レースが終わったことで、空腹を思いだし牛丼がもらえなかったことに怒りを爆発させていた。この時夜中の1:40。運営は笹木の夜食を用意していなかったことに気がつき、夜食を用意すると提案をしたが、「今さらいらん!」、とよくわからないプライドによって断ったということだった。

インタビューでは、「(本戦では)負ける気しかしないですねぇ」と発言したが、最後には「ナンバーワン取ってやる!」と力強く言い切った。

本戦までの1週間、にじさんじ杯の本戦出場者たちの配信はほとんどマリカ一色に染まっていた。もちろん笹木も例外ではない。クリスマスイブにアルス・アルマルと魔界ノりりむと突発で行ったラジオと、クリスマスに行ったegnの演奏の他は全てマリオカートの配信だった。

そして、本戦の抽選結果が発表される。

笹木はCリーグとなった。Cリーグには葛葉、本間ひまわり、成瀬鳴、星川などの実力の高いライバーが固まっていた。決勝に行けるのは四人までなので、順当に行けばこの中で一人が落ちることになる。Cは三つのリーグで最も強いメンバーが固まっていた。

笹木視点のマリカ杯本戦

そんな笹木の本戦配信のサムネイルは、パーカーのフードを脱いで背中を見せる格好いい画像とは裏腹に、「正直、無理」と文字が打たれていた。相変わらずゲーム開始前は弱気である。またゲーム内の名前を「かみぬまえみこ」に変更していた。威圧をかけていくという意味合いということだが、強気なようで他人の威を借りているあたりが弱気である。

1レース目はスイーツキャニオン。笹木は苦手ではないと発言した。

最初のスタート位置は1位だったが、軽量級を使用する笹木は純粋な速度で劣るため、3位~6位あたりの順位で団子状態となる。1周目を終えての順位は3位。そのまま似たり寄ったりの位置をキープして、3週目に入った時点では5位。前に数人見えているため、悪い位置ではない。その後アイテムによる妨害や、相手の自爆などによって2位まで上昇。前にいるのは葛葉。

最後にショートカットが可能なドーナツの輪の前で、キノコを引く幸運に恵まれる。笹木は見事葛葉を抜き去り、1位でゴールした。

2レース目はマリオカートスタジアム
NISC(アイテムを使わないショートカット)を完全に仕上げることができなかったので、そこが気に掛かっていたようだ。

最初は3位辺りをキープし順調だったが、バナナを踏み、接触から転落し、一気に10位まで下がってしまう。

転落により10位になる

だが前には昨年のマリカ杯で優勝した成瀬鳴もいたため、笹木は安心する。スターとキノコを大量に引き順位を上げていく。2周目直前に飛んできたアカこうらは、ショートカット前で温存していたキノコを消費しつつ、二個目のアイテム欄にあったバナナでガード。非常に冷静な判断だった。2周を追えた段階での順位は3位。

魔界ノりりむが放つファイアーボールを喰らいつつも、キノコで巻き返しを計っていく。また3位まで戻るも、飛んできたアカこうらに当たり、8位まで後退する。キノコを引いて追い上げるが、ファイアーボールを喰らい、最終順位は6位となってしまった。それでも総合順位はまだ2位。安泰とは言えないまでも、悪くない順位である。

そして3レース目もマリオカートスタジアムとなった。笹木は弾き飛ばされて、コースの外側に膨らんでしまった。すぐに元の位置に戻ろうとしたが、その部分が段差となっていて戻ることができなかった。これで順位は10位まで転落してしまった。

段差につまづき、10位になる

しかし道中、葛葉に3連ミドリこうらを投げて、的中させながら徐々に順位を上げていく。2週目に入った時の順位は7位だった。目の前にはりりむ、ひまわり、桜などがアイテムを持ってしのぎを削り合っている。笹木は混戦に混ざることを避けて後ろで待機し、3連キノコを引いてから一気に抜き去った。

これで順位は4位。前にはエクス・アルビオと遠北千南が見える。エクスのすぐ後ろを追いかけていたが、エクスが後ろにつけたミドリこうらに接触してしまう。これで順位は6位まで後退してしまった。3連キノコを2個とってショートカットを決めても、ファイアーボールに当たり、最終ラップでも順位は6位のままだった。ゴール直前でも順位は変らなかったが、優勝候補の成瀬と葛葉も4位、5位の位置にいたため、笹木は少しだけ安堵する。

最後に引けたキノコによって笹木は最終的に3位でゴールすることができた。

葛葉は4位、成瀬は5位で、1位はアンジュ・カトリーナだった。アンジュは下馬評では優勝候補ではなかったが、2レース目でも1位を取っていた。アンジュによってレースは荒れ、優勝候補の順位も下がっていったので、笹木にとっては運が味方した格好であろう。

総合順位ではアンジュが2位に上がったため、笹木の順位は3位に下がってしまったが、5位のエクスとの得点差は7、最終レースでエクスが1位、笹木が6位でなければエクスに抜かれることはない。実質的には差が広がっていると思ってよいだろう。

Cリーグの最終レースはネオクッパシティ。笹木にとっては得意でも苦手でもないコースらしい。

軽量級ゆえにコースアウトを怖れる笹木は、引いたアカこうらをカートの後ろにつけながら、4位の順位をキープする。コースアウトの怖れがない位置まで来るとアカこうらを捨てて、アイテムを取ろうとする。だが、前を走るひまわりと同じ場所を通ってしまい、アイテムを取ることに失敗する。ブーメランの攻撃にも当たり、2週目の順位は7位。キノコで追い上げるもボム兵の爆風に巻き込まれたり、スーパークラクションの衝撃波に当たり、3週目の時点でも7位となった。

途中でトゲゾーこうらに当たったりしながらも、前にいたプレイヤーがコースアウトやアイテムでクラッシュしていたため、3位でゴールすることができた。

 Cリーグ最終レースを3位でゴールする

総合順位は1位の葛葉に次ぐ2位だった。笹木は見事に決勝への出場を決めてくれた。

インタビューでは上沼恵美子のモノマネをしつつ、決勝での意気込みは2位を取る、と宣言した。

そして迎える決勝戦。出場するメンバーは画像の左から、アルス・アルマル、不破湊、神田笑一、ベルモンド・バンデラス、叶、社築、三枝明那、森中花咲、葛葉、笹木咲、アンジュ・カトリーナ、星川サラ。

決勝リーグ進出者

1レース目はキノピオハーバー。スタート時に1位からほぼ順位を落さず、1周目が終わった段階で2位。いつの間にか前を走っていたはずの葛葉は順位を落とし、1位になる。2周を終える寸前にアイテムで加速した叶に抜かれ、再び2位となる。3周目に入り、そのまま順位をキープしていたが、ドリフト中に柱にぶつかり4位に落ちてしまう。

柱にぶつかる

前に出ていた星川にミドリこうらを当てて順位を3位に上げながら、前方を走る叶と不破の様子を見ていた。二人の乱戦を期待して抜くチャンスを窺っていたが、キノコなどの加速できるアイテムが出ることはなかった。ゴール寸前でスーパークラクションによって叶を狙ったが当たらず、順位は変らず3位フィニッシュとなった。

2レース目はマリオカートスタジアム。Cリーグで2回もやったコースである。出足から接触による被弾やアイテムを取ることに失敗し、一気に11位まで転落する。その後、キノコを得ることに成功し、4位の好位置につけることができた。ミドリこうらにぶつかりつつも、いいタイミングでキノコを引くことに成功し、順位は元通りの4位で3周目に入る。もみ合いになり、順位は上下したが、最後に得たアイテムがパックンフラワー。これでは順位を上げることもできない。それでも前を走るアルスがゴール前に設置していたバナナを踏んだことで、笹木は3位でレースを終えることができた。

総合順位では1位が叶、2位が不破、3位が笹木、4位が葛葉だった。1位の叶との点数差は4点、まだまだ逆転できる状況であるが、葛葉との点差も1点で余談を許さない状況である。

3レース目はビッグブルー。来てほしくないコースであった。笹木も練習をしたが、他のメンバーも当たり前のようにショートカットをしてくるので、差をつけることはできず、一度差が開くと取り返しもつかない点が嬉しくないとのことである。

そうやって気を引き締めたはずだったのだが。なんと開始早々、接触してコースから転落し、11位になってしまう。

接触によって転落する

12位にいた星川と接触しそうになり、再度コースアウトの危機が訪れるがギリギリの位置で踏みとどまる。キノコを使って前を走るプレイヤーたちを追いかけるが、一周目を終えた時点での順位10位。その先にあるショートカットを二連続で成功さえ、順位は7位まで上がったが、望んでいる位置からはほど遠い。

三周目に入る直前、前を走るグループがファイアーボールに被弾し、5位まで順位を上げることができた。神田をバナナで吹き飛ばし、前を走るアルス、叶を追いかけるが、後ろから三枝と葛葉も追い上げてくる。ゴール手前の位置でショートカットとスリップストリームによる加速、まるでマグナムトルネードのように気持ちの良くコースに復帰し2位となるが、後ろから三枝に抜かれ、3位でゴールとなった。

不破の順位が落ちたことで、笹木の総合順位は2位となった。1位は叶、3位がアルス、4位が葛葉と不破が同着となっている。1位の叶とはたったの2点差である。レースはまだ半分を終えたばかりで、笹木が優勝する可能性はまだまだ残されている。

4レース目は1レース目と同じキノピオハーバー。1位にいる叶の得意コース故に笹木としてはあまり嬉しくないコースになってしまった。ダッシュ板付きのジャンプ台の道と通常の道に分かれている場所で、笹木は接触により押されて思わずコースアウトしそうになるが、うまくダッシュ板に乗ることに成功して1位になった。

うまく前に出ることができた

アカこうらを後ろに付けたまま、笹木は1周目を1位で通過する。そのまま1位を維持し続けるが、すぐ近くに後続車がいるためトゲゾーこうらをぶつけられる不安でいっぱいだった。2周目を終えても1位をキープできて怖ささえ感じていたが、予想通りトゲゾーこうらが飛んできて葛葉、神田に抜かれてしまった。最後に引いたファイアーボールを葛葉に当てようとするが、命中させることはできない。それでも神田を抜かし、アカこうらを持った笹木を神田は抜くことができず、2位でレースを終えることができた。

総合順位でついに笹木は1位になった。決勝が4レースなら笹木は優勝となっていたところだが、決勝リーグは6レースで、残りはまだ2レースある。2位の葛葉とは1点差で、3位の叶とは2点差という状況。まだまだ油断はできない。

5レース目はツルツルツイスター。前方の葛葉が引いたバナナをいきなり投げ捨てたことで、「おい、葛葉! 焦ったんじゃねえか!」と煽る。だが、笹木もバナナしか持っていなかったので、葛葉を止めることはできなかった。その後、笹木の目には葛葉がショートカットに失敗し落下したように見えたが、葛葉は前を走っていた。ラグか何かと思われる。引いたアカこうらも葛葉はブロックし、2周目の時点でも順位は変らない。葛葉は独走し、飛んできたトゲゾーこうらもスーパークラクションでブロックする。

トゲゾーこうらを迎撃する葛葉

笹木は後ろから飛んできたファイアーボールにヒットし、更に葛葉の独走を許すことになる。 叶に一度抜かれ3位に落ちるものの、アカこうらを当てて三周目の時点では元通りの2位となる。

3連アカこうらを引くも、葛葉との距離が開いているため、こうらを当てるのは難しいと判断する。しかし葛葉が安全策でショートカットを行っていなかったため、笹木の視界に葛葉が見える位置まで距離を詰めることができた。3つのアカこうらが葛葉に襲い掛かる。だが、葛葉は1個目をブロックし、2個目の以降のこうらは二股に別れた道の、葛葉が選ばなかった道の方に飛んでいってしまった。ゴール寸前に飛んできたサンダーによって微妙にコース脇に接触したりした結果、星川にも抜かれて最終順位は3位となってしまった。

最終レースを前にして、総合順位では葛葉が1位となり、笹木は2位となった。葛葉と笹木の点数差は4点、まだまだ逆転の目がある。

そして最終レースはネオクッパシティ。「葛葉を潰せ! うちが勝つ!」と意気込みは十分。

接触を避けるため、6位程度の順位で様子を見ていたが、ベルモンドのバナナに引っかかりスリップする。4つのキノコをゲットし前集団を一度は抜いたが、そのタイミングを社のブーメランによって妨害されてしまった。社はさらにミドリこうらを後方に向けて投げてくる。こうらをギリギリでかわし、いつものようにオタク煽りをしていると、夢中になっていたのかトゲゾーこうらに当たってコースアウトしてしまう。

笹木の順位は6位~7位の位置から変らない。3周目にして、笹木はアカこうらを3個引くが、目の前にいるアルスはパックンフラワーでこうらをブロックしている。笹木はアイテムを使わずに待ちに徹する。アルスのパックンフラワーが切れたタイミングで、再びこうらを放った。アルスを抜いて、前にいるのは星川だ。キノコで加速し、星川のすぐ後ろにつけるとファイアーボールを当てて星川も抜いていく。4位となるが、ゴール直前の位置で再度星川と不破に抜かれ、笹木の順位は6位となってしまった。

ただしこれまでに点数を蓄えていたので、笹木の最終順位は3位。1位は葛葉、2位は叶で入賞はEXゲーマーズで独占することになった。

惜しくも優勝とはならなかったが、笹木は十分な結果を残したと思う。結果を悔しがるつつも、笹木も入賞できたことに満足したようだ。笹木はワンパンマンのキングのように噂だけが広まってしまうことに対して、プレッシャーを感じていたが、それを払拭できたことが嬉しいということだった。

剣持とのインタビューでは、「ありがとうございました。開催してくれて」と伝えたのだが、剣持は拍手をしていて、笹木の言葉を聞き逃したようだった。
また笹木は最後にリスナーに向けて、戻って来れてよかったと気持ちを伝えた。1リスナーとして、笹木が戻ってきてくれて本当に良かったと思う。

笹木はこれまで不運であることを自身のネタにもしてきたし、実際に配信でもそうだったと思うことが多かった。しかし、配信タイトルで「神様全ての運を持ってこい」と願ったことを叶えられたようだ。神もついに笹木の努力を認めたようだ。

また今回は珍しく笹木の実況を見ることができたが、筆者が思っていた以上に笹木はいい仕事をしていたと思う。プレッシャーに弱い笹木にとって、表舞台に立つことは大変なことだと思うが、VtLでもなんだかんだでパフォーマンスは高かったと思うので、緊張しつつも結果は出せるタイプなのであろう。

にじさんじの顔の一人として、来年も他方面で活躍することを願っている。