Sound AR アプリ にじめぐりは夢と現実の狭間を繋ぐ

推しライバーが自分の近くにいたら、という願いは万人が持つ夢であろう。推しの声で起き、推しと共に通勤し、推しに励まされて勉強、仕事をして、推しと共に眠る。24時間推しに囲まれれば、辛い事は全て忘れられるだろう。

そんなのはありえない出来事だと思われるかもしれないが、科学の進歩は夢を現実へと変えるのだ。

その第一歩こそが「にじめぐり」だ。

にじめぐりを楽しむのはとても簡単だ。以下のサイトにアクセスし、コラボヘッドセットを注文する。

https://event.nijisanji.app/nijimeguri/

ヘッドセットなしでも楽しむことは可能だが、ヘッドセットがあればより楽しめる。

コラボヘッドセット SBH82D

そしてApp StoreまたはGoogle Playからにじめぐりのアプリをダウンロードする。ヘッドセットが届いたら、秋葉原と両国に行き、アプリを起動する。アプリ内の地図を見ながら、指定のスポットに移動すると音声が再生される。

つまりこのアプリではにじさんじのライバーと一緒に観光ができるのだ。実に画期的な仕組みだと思う。今はまだ音声だけでしかないが、この技術が発展していくことで、視覚、触覚などの五感を補強し、ライバーとの次元の差さえも埋まる日が来るのだろうと思っている。

そんな未来に思いを馳せつつも、にじめぐりについて感想や思ったことを述べる。筆者はまだ秋葉原しか巡れていないので、秋葉原のみの感想である。

にじめぐりによる観光は、時間を忘れて楽しめるものだった。音声は、距離や方向をかなり意識して録音されている。静凛やジョー力一、鈴原るるはささやき声を聞けたり、JK組やさくゆいギバラなどは声が左右から聞こえて囲まれているような感覚も味わえる。

音声の内容は軽い感想程度に留めるが、ライバーが描く夢の話であったり、スポットを紹介する話が主だった。 一人で話をしている場合もあるが、基本的には配信やtwitterなどで交流のある組み合わせが多いので、ファンの期待に沿ったものだと思う。

個人的にはロアを愛でる気持ち悪い笹木が見られたことに満足した。

一方で椎名については、いつもに比べるとかなり大人しいな、と思ってしまった。他人のポケットにゴミを突っ込む女、椎名唯華をにじめぐりでも見たかったので少し残念である。

スポットではARカメラを使ってライバーと一緒に撮影できる。にじめぐりは12月中に終了してしまう。音声は公開されなければもう聞けないが、写真には残せるのだ。ここで思い出を写真と共に残していこう。

ちなみにARの撮影はライバーの大きさ、場所、傾きなどを調整できるが、以外と景色と合うように調整するのが大変だと感じた。基本的にライバーは地面の上に立たせたいので、アプリ側で平面を認識してくれたらと思ってしまった。

以下は実際に撮影した画像である。

Gamers前で「戌亥とこ」と「鈴原るる」
神田明神前で「える」と「勇気ちひろ」

にじめぐりをする際には防寒対策は必須である。本日の気温は最高気温が7度、最低気温が3度で真冬並みの寒さであった。筆者は腹巻きをして使い捨てカイロを貼り、コンビニで買った温かいココアで凌いだ。

コラボヘッドセットは謳い文句のとおり、周りの音声を阻害せずに音声を聞くことができるのだが、秋葉原の電気店付近では、環境音が大きいので聞き取りやすい状態ではない。だが、意識的に静かな場所を探せば、聞き取り不可能というレベルではなかった。また音声は一度近づけば再生されるので、再生された後に範囲外から外れ静かな場所で聞くというのもアリだと思う。

スマホのバッテリーは残り15%程度まで消耗した。筆者はかなり古いスマホを使っているので、新しいスマホを使用していれば特に問題はないと思うが、常にアプリは音声を再生し、GPSを使い続けているので、消耗が激しいのは当然である。予備のバッテリーを持つことも検討したほうが良いだろう。

所用時間は2時間とあるが、音声を聞いて駆け足気味に移動しないと難しいと思う。スポットの紹介と共に観光を楽しむと3時間、4時間と時間は増えていくので、両国も同時に行くつもりなら注意したほうが良い。特に両国は夜になると観光施設は閉館してしまう。筆者も同時に見るつもりだったが、両国はじっくりとスポットを見たいと思ったので、今回は見送った。

以上がにじめぐりの感想だ。寒さに苦しめられたが、未来的な面白い体験ができて良かった。両国について聞けていないのは残念だが、気持ちを切り替えて両国VtLを楽しもうと思う。

筆者がにじめぐりに興味を持ったのは御伽原江良がにじめぐりを紹介した配信であった。面白い体験ができたので、御伽原に深く感謝する。